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メルマガバックナンバー #003

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    落語探偵団通信 Vol.003       2011年1月10日
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●まくら

あっ!と言う間に正月気分はどこへやら。
「落語探偵団」です。

みなさんはもう今年の落語初めは終りましたか?。
探偵団メンバーたちは新年も忙しく飛び回っていたようです。

さて、新春メルマガ二之席発進です。

⇒《目次(番組表)》
さて、今回のメルマガの目次です。
 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ┃・特集記事(1)‖ 「なめくじ長屋」調査 事前メモ公開
 ┃・特集記事(2)‖ 探偵団メンバーの「新年の抱負」 (つづき)
 ┃・今週の落語会 ‖ 
 ┃・編集後記
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

⇒《特集記事》───────────────────────────
■「なめくじ長屋」調査 事前メモ公開

 前号のメルマガで次号の予告として、探偵団メンバーの「年末年始の出来
事」をお送りする旨告知しましたが、次のミッションの「なめくじ長屋」調
査の準備に追われ、うっかりメンバーに問い合わせるのを忘れてしまいまし
た。
 そこで申し訳ありませんが、今回は「なめくじ長屋」取材のために用意し
ていた「事前メモ」を公開します。
(文中、一部、志ん生師匠の敬称を略したのは、歴史上の人物に敬称を付け
ずに呼びならっていることと同義だと思ってください)

●そもそも「なめくじ長屋」とは??
 「なめくじ長屋」とは、五代目古今亭志ん生師匠(当時は志ん生襲名前)
一家が昭和初期に暮らしていた長屋のことです。場所は本所区業平橋(今の
墨田区業平橋)。当時、その近辺は水捌けが非常に悪く、蚊が大量に発生す
る上に、大きな(なんと15センチ程度)なめくじが大量に出現するため、な
めくじ長屋と呼ばれていました。
 当時、大師匠の一家は非常に貧しく、家賃をためては夜逃げをするような
状態にあった中、家賃タダということでこの長屋に引っ越してきました。先
代の馬生師匠が生まれて間もない時期のことです。

●今回のミッションのテーマ
 今回「なめくじ長屋」を探してみようということを単なる場所探しで終わ
らせるつもりはありません。そもそも場所探しなら、既に他の人がその情報
をWebサイトで公開していますし、それは十分によく調査をされ、構成されて
いるサイトですので、場所探しならその情報で十分だと思います。
 今回調査を担当する志ん八探偵には、「なめくじ長屋」を探し、当時の大
師匠の記録等を紐解くことで軌跡を追い、曾孫弟子として何らかの刺激を受
けて、それを今後の芸道の研鑽の糧にしてもらいたいというのが今回のミッ
ションのテーマです。

●「なめくじ長屋」は大師匠の原点であり、転換点
 大師匠はこの長屋に住んでいる間に世間にその実力が認められるようにな
り、速記本への掲載による収入と相まって、次第に貧乏な状態は改善してい
きます。ここでの生活が長屋噺でのリアル感を生み、貧乏のために試みた納
豆売りが「唐茄子屋政談」の若旦那のリアル感を生み出したことなどから、
後の志ん生の原点と言えるでしょう。また、この業平時代にも何度か改名を
繰り返し、このときに七代目の金原亭馬生を襲名します。まさにこの業平時
代が後の大師匠の活躍へと奮起させ、大きく飛躍させた場所です。その力に
あやかりたいと、パワースポット並の期待でこの場所を訪れました。

●「なめくじ長屋」に住んでいた時期は?
 昭和3年4月初旬(37歳)〜同11年2月11日(45歳)
 「なめくじ長屋」を脱した日は2・26事件の当日。
※住み始めた年が資料によって異なる。
 おそらく昭和3年が正しいと思われるが。

●住所・地番
 中ノ郷業平町、その後業平橋。現在の墨田区業平1丁目7番地。
 本所税務署、墨田区都税事務所、裏あたり

●業平時代前後の改名履歴
・柳家東三楼(昭和元年:36歳)
・柳家ぎん馬(昭和2年:37歳)
・柳家甚語楼(昭和2年:37歳)
・隅田川馬石(昭和5年9月:40歳)
・柳家甚語楼(昭和5年10月:40歳)
・古今亭志ん馬(2度目、昭和7年:42歳)
・金原亭馬生(七代目、昭和9年9月:44歳)
・古今亭志ん生(昭和14年3月:48歳)
※改名の時期や順序が資料によって微妙に異なる。

☆資料の差異
 大師匠の回想を検証していくと、どうも記憶違いがありそう。
 特に「びんぼう自慢」にその傾向が強い。

参考資料:
	「なめくじ艦隊」
	「びんぼう自慢」
	「三人噺」
	「昭和の志ん生」
	「志ん生一代(下)」

⇒《特集記事》───────────────────────────
■探偵団メンバーの「新年の抱負」 (つづき)

先週号の原稿締切までに間に合わなかった2名の「新年の抱負」をお届けしま
す。

【馬治】
とにかくネタ数を増やす事です。

【ほたる】
黒紋付の似合う落語家になります!

何とも、淡白な回答の二人でした。

⇒《今週の落語会》─────────────────────────
■探偵団メンバーのスケジュール

12(水)時松
    TEN寄席スペシャル”同期の桜(第4回)” らくごカフェ
    19:30〜  \2,000、前\1,800

14(金)馬治
    あのあの馬治 〜種の会 大塚・音楽堂anoano
    19:00〜 \1,500(要予約:090-5213-6736)

    志ん八
    彩の国さいたま寄席 四季彩亭 "林家たい平とおすすめ若手落語会"
    与野本町・彩の国さいたま芸術劇場小ホール
        19:00〜 \3,000

15(土)馬治
    新春 東博寄席2011 上野・東京国立博物館平成館
    13:30〜 \2,000(売切必至、要事前確認)

    志ん八
    深夜寄席 末廣亭
    21:30〜 \500

16(日)馬治
    早朝寄席 鈴本演芸場
    10:00〜 \500

17(月)粋歌
    源覚寺寄席 二ッ日勉強会(第15回)最終回
    春日・源覚寺(こんにゃくえんま)
    \1,300 前\1,000

詳細はhttp://rakugo-tanteidan.jp/information.html に掲載中です。
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■編集後記
 時松くんの自宅のプリンタが壊れました。
 彼のブログ、「トキマツ☆パンチライン」で年賀状の印刷が正常にできな
い様子が写真付きで紹介されており、それを笑っていたら、印字位置がやや
ズレた年賀状の1枚が私のところに届きました。
 こういうのに限って、お年玉くじが当たるのではないかと期待していま
す。
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お伝え下さい。

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