#004 電車で巡る 落語スポット! (その1)
「乗り鉄」くんと落語の旅へ | |
落語探偵団のミッションもいよいよ4件目。 まずはメンバー一巡ということになると、半分を超えたところ。 メンバーにはそれぞれの得手やスタイルがあるし、趣味を落語に持ち込んで周りに認められているケースもある。 今回ミッションを担当する古今亭駒次は新作をやることが多く、その中でも鉄道根多が得意なことは皆さんもご存知のことだろう。 そんな彼にその鉄道ファンのカテゴリーを確認したところ、「乗り鉄」と自ら申告してきたので、それなら彼に相応しいミッションとして、落語の舞台となったスポットを鉄道ファンの視点から眺めてみて、路線でそれらを結んでみたらどうかという提案をしてみた。 そして、単に落語の舞台を掘り下げるのではなく、それらを線路で繋ぐ散歩コースを考えてくれた。 | |
京浜東北線 王子〜品川の旅 | |
「電車で落語の舞台となった場所を巡ってみよう」という彼用の企画は随分以前から伝えており、ちょちょいとそのコースが浮かんでくるかと思いきや、今回のコースが「京浜東北線 王子〜品川の旅」と決まったのは、取材日の前日の夜の事だった。 実はその前日までには全く別のルートが考えられていた。 しかし、落語の中には季節を扱ったものが多く、うまくルートが線路でつながっても、季節感がバラバラではどうも収まりが良くない。 彼なりにそのような要素も勘案して、改めて弾きだしたルートが今回の「京浜東北線 王子〜品川の旅」だったのだろう。 ゴールデンウィークのある休日の一日、その小さな旅は始まった。 | |
駒次レポート編へ続く・・・・・> |