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ミッション
#001
「時そば」のメニューを探せ!
#002
「なめくじ長屋」を探せ!
#003
人力車を引いて「反対俥」の稽古!
#004
電車で巡る 落語スポット!
#005
高尾山で天狗探し!
#006
落語の心霊スポットめぐり!
#007
「茶の湯」を再現!飲めるか?
#008
「ねぎま鍋」を再現!美味いのか?
#009
江戸時代の撮影セット村を探索!
#010
「妾馬」の謎を追え!
#011
江戸時代の罪と罰条を調査

#003 人力車を引いて「反対俥」の稽古! (その1)


探偵自らの持ち込み企画
探偵団発足の際、そのメンバーを選考するにあたって、活動のあらましと企画案を提示したところ、逆に「こんな企画を考えています」と提案してくれたのが、今回登場の三遊亭粋歌
そして今回彼女の「人力車が引いてみたい」というアイデアが早々に実現できた。
「反対俥」を習得するにあたって、リアルな感覚を体験したい、というのが今回のミッションのテーマである。

今回の取材場所は台東区谷中。谷中で人力車屋をやっている「音羽屋」さんに協力いただき、1日弟子入りという形で実際に俥を引かせてもらった。

衣装もそれらしく身につけているが、腹当ての首の部分は下のシャツが見えない位置まで上げておくのが、本来は格好良いのらしい。

そもそも「反対俥」とは?
「反対俥」という演目は、かつて人力車が盛んな頃、今川橋(神田)から上野まで移動しようと俥に乗ろうとした客がとんでもない俥屋に出くわす噺である。
客は急いで欲しいのに俥が妙に遅かったり、逆に急ぎすぎて揺れたり跳んだりする。その俥屋の気質と動きを上手く表現できるかが、この演目のポイントと言える。
梶棒を持つ手の位置や体の傾け具合、それに梶棒を上手く押さえてられずに俥が後ろにひっくり返っていくバランスの加減などは実際に梶棒を握った者にしか正確には表現できないかもしれない。


粋歌レポート編へ続く・・・・・>