#009 江戸時代の撮影セット村を探索!(その1)
江戸落語の舞台となると、もちろんその最も多くが江戸時代の江戸の街ということになる。 長屋だったり、商売のお店だったり。 我々はその姿をテレビや映画の時代劇で見たものから、落語のストーリーをその中でイメージするのだろうが、実際にそこがどんなものかもっと身近で見てみたい、というのが今回のレポートのスタートである。 今回の当番探偵は古今亭志ん八。 いわゆる時代劇の撮影のセットとして公開されているところは全国的には数ヶ所あって、有名なところでは京都太秦の映画村や日光江戸村などがあるが、何かと低予算の当探偵団、行くだけでもそれなりお金が掛かってしまう。探した結果、茨城県つくばみらい市に「ワープステーション 江戸」という撮影施設があることが分かり、車でそこに向かうことにした。 当日はあいにくの雨模様。昼頃からその雨もあがる予想でもあるので、予定通り出発をした。 カーナビを頼りに目的地にたどり着くと、休日にもかかわらず、客がほとんどいなかった。 天気のせいだけでもなかろう。 一般的に認知度が低いせいに違いない。 逆に撮影がある日は、そちらを優先するために見学にもいろいろと制約が出るらしい。 駐車場はやたら広い。 観光バスも停められ、一般車両も相当停められる。 実際にロケが行われるようときは、関係者の車両が多いことだろう。 高速道路を使えば都心から約1時間で来られる。 こういうのは出演者側には嬉しいことだろう。 ある種、穴場的なスポットと言えるかもしれない。 いざ、入場口でちょっと残念のことに気が付く。 この施設の建物は外観だけで、中身がないとのこと。 | |
志ん八レポート編へ続く・・・・・> |