#007 「茶の湯」を再現!飲めるか?(その2)
こんにちは、金原亭馬治です。 というわけ、私が今回担当するテーマは「茶の湯」の再現です。
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「椋の皮」って何?? | |||||||||||||
一方、悩ましいのが「椋の皮」です。 私も噺の中では洗剤の代用品として使用されていて、「今で言えばアタックや全温度チアーですな」という感じで、洗剤であることが分かりやすいように、具体的な商品名での説明を入れています。 先代の金馬師匠の音源でもやはり、洗剤の代わりであったとの説明が加えられていますので、このことから推測するに、昭和30年代には既に「椋の皮」を知らない人の方が多かったのではないかと思います。 そんな中、花王株式会社の花王ミュージアムに、この椋の皮についての説明があるという情報を入手しましたので、早速スタッフと共にそのミュージアムに向かってみました。 このミュージアムは墨田区の花王株式会社すみだ事業所内にあります。 大きく分けて、
あいにく、館内は撮影禁止をいうことでしたので、案内いただいた副館長の中島さんからの説明も含め、椋の皮に関する部分の要点を文字でレポートします。
展示の中には江戸時代の長屋や湯屋のミニチュア模型があったりと、落語に出てくる要素を部分的に垣間見ることもでき、なかなか興味深いものがあります。 (今回案内いただいた、副館長の中島さんと記念撮影。ありがとうございました) http://www.kao.com/jp/corp_info/factories_18.html 花王ミュージアムの紹介サイト | |||||||||||||
ムクロジ購入編へ続く・・・・・> |