現役の若手落語家達が落語にまつわる謎を追いかけます。その名も「落語探偵団」!
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#001
「時そば」のメニューを探せ!
#002
「なめくじ長屋」を探せ!
#003
人力車を引いて「反対俥」の稽古!
#004
電車で巡る 落語スポット!
#005
高尾山で天狗探し!
#006
落語の心霊スポットめぐり!
#007
「茶の湯」を再現!飲めるか?
#008
「ねぎま鍋」を再現!美味いのか?
#009
江戸時代の撮影セット村を探索!
#010
「妾馬」の謎を追え!
#011
江戸時代の罪と罰条を調査
#003 人力車を引いて「反対俥」の稽古! (その4)
歩きを極める
人を乗せて歩いたところで、自動車の教習で言えば、第2段階終了と言ったところでしょうか。
午前中に約1時間稽古して、お弁当を食べた後、再度歩くことから稽古を再開し、いよいよ走るところまで挑戦します。
歩くのにもだいぶ慣れてきて、圓岡さんに質問をしながら歩くことができるくらいの余裕が出るようにもなりました。
午後は平坦な道だけでなく、ちょっとした坂道や狭い道を歩いてみました。
墓地の中の道に入り込んで、俥を引いていたところ、大きな木があって、よけながら後方を気にしているところです。
これで及第点をもらって、第3段階終了となりました。
いよいよ走ってみます
仕上げはやはり反対俥にあるように、実際に人を載せた状態で人力車を引いて走ってみることです。
再度、平坦で広い墓地の大通りに出て、圓岡さんの合図に合わせて徐々に歩きの速度を上げて、ついに走ることに成功しました。
(走り終わった直後に梶棒を降ろすところにも注目!:スタッフ)
私走っています。全力疾走です!。
最後の直線では約40秒間、全力疾走で走りました。
けど、それが精一杯でした。10分とか20分とか、到底素人には走れるものではありません。
息が切れました。
短時間の割には驚くべき修得ということで、圓岡さんに褒めて頂きました。
人力車なんて乗るのも初めてながら、実際に引いて走ってしまうという貴重な体験ができました。
おそらく実際に人力車を引いて走ってみた噺家は私だけではないでしょうか?。
ところで、棒を放したら危ない!と思っていたので、手に力が入っていたみたいです。
次の日、両腕が筋肉痛になりました。
まだまだ修行が足りません。
■今回の調査のまとめ
・人力車は引くよりも乗る方が良い!
今回の取材、協力して頂いた皆様、大変貴重な体験をさせて頂き勉強になりました。
ありがとうございました。
これからも、リポートがんばります。
車屋さんの次は・・・船頭さん!?。
次回は救命胴衣お願いします。
冗談ですよ(笑)。
以上により、今回のミッション完了!!
来るべき「調査報告会=落語会」では、今回の調査で人力車での走破に成功した粋歌団員が梶棒を手に感じ得た感覚をもとに、「反対俥」を口演する予定です。
ご期待ください。
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